北米の大学に留学するために受験が要求されるTest of English as a Foreign LanguageことTOEFL(日本語では、「トーフル」あるいは「トフル」と表記されています)。近年施行が開始された「次世代版」iBT (= Internet-Based Test)から新たに導入されたスピーキング・セクションに関して、こんな悩みはありませんか…?
こういったTOEFL iBT受験者の皆さんの不安を解消すべく、リンガ・エスプレッソスピーキング・セクションに特化した対策を提供しています。特徴は以下の通りです。
一問ごとに、生徒さんの答え(口頭)について、スカイプ経由でこれを聞いていたリンガ・エスプレッソの担当講師(アメリカ人)によりすぐその場でフィードバックが返されます。近日中には、生徒さんの解答を録音しその場で再生することで、よりはっきりと問題点がわかるようになる予定です。
TOEFLの実施団体であるETSが関係者向けに公開しているスピーキングテストの採点基準表(PDF)では、採点が"Delivery", "Language Use", "Topic Development"の3つの観点から行われることが記されています。講師はこれに対応した以下の3点それぞれについてフィードバックを返します。
私は、アメリカの大学院進学を目指している中で、TOEFLのSpeakingセクションでの点が伸び悩んでいる時に、ネイティブスピーカーとの演習の場を、リーズナブルな価格で得ることができないかと、リンガ・エスプレッソを受講してみました...
TOEFLはその目的からそもそもネイティブ・スピーカ並みの発音を求めていません。そうはいっても、完全な日本語訛りの英語だと、ネィティブ・スピーカにとっては大変聴き取りづらく、いかに内容がよくても伝わらなくなってしまいます。採点官が頑張って聴かないと理解できないような発音は減点の対象になります。「ともかく留学に要求されている点だけ取れれば」という方も、日本語訛りは残っていても相手に明瞭に伝わるような発音を身につけることが必要でしょう。もし今までそのようなトレーニングをしたことがなければ、比較的少数回のレッスンでも、違いが出てくるはずです。イントネーションなどについても、必要に応じて矯正がなされます。
すぐ後で述べるように、あらかじめ覚えてきたテンプレートに、手持ちの問題に応じて穴埋めすることで、一通り解答はできるようになります。しかし、このとき自分で作った文中に文法的な誤り、語彙の誤りがあるとこれも減点の対象になります。このような問題は、英文法を総復習するような方法以外には、実戦の場で明らかになったものを一つずつ潰していくしかありません。これはスピーキングの問題集を自習するだけではなかなか対処できないことです。また、高得点を狙うのであれば、単純な構造の文だけではなく、複雑な構造の文も扱えることを示す必要があります。これも自然にできるようになるには訓練が必要になります。
TOEFL iBTのスピーキング・セクションには6問しかなく、その設問形式は予めわかっています。純粋に形式だけを見るのならわずか3種しかありません。したがって、それぞれに対してある程度の数の解答パターンをチャート式よろしく暗記すれば、誰でもある程度は形の整った解答ができるようになります。しかし、これらパターン(テンプレート)も万能薬ではなく、問題に即して使えるようになって初めて役に立つのです。それにはやはり訓練が必要です。間の取り方やイントネーションも話の展開をわかりやすくするツールですので、これも習得すべきでしょう。話の展開がわかりやすく、筋が通っていることは重要ですが、それだけでは不十分で、主張点がそれぞれ具体例などで十分な詳細さを持って裏打ちされているかどうかも、採点の対象になります。特にQ1, Q2で自分が日頃全く興味を持ってないことについての質問が出てしまった場合、これが意外と足を引っ張ってしまいます。十分訓練して慣れておく必要があります。
以上のような観点からのフィードバックを受けながら、繰り返し訓練することで得られる最大の武器が、心の余裕です。
TOEFL iBTのスピーキング・セクションは、教養を受けたネイティブ・スピーカでも心の平静さを失うとよい点が取れないほどレベルの高いものです。パニックしてしまっては、元も子もありません。実戦練習を積むことではじめて得られる心の余裕が最後にはモノを言うのです。
リンガ・エスプレッソでは、生徒さん一人一人のニーズに応じて個別にレッスン・プランを立てます。これはTOEFL iBTスピーキング対策が主目的の生徒さんの場合も同様です。
多くの方が発音の矯正を必要とされますので、通常それを合わせた形でレッスン・プランを組みます。また、それ以外にも、実戦練習はまだちょっと、という方には:
…といったコンポーネントを組み込み、そこから始めることも可能です。なお、テキストはアメリカで大手出版社から出版されている、著名テキストを利用します。
その他、生徒さんのご希望次第で、一般英会話のコンポーネントを組み込むなど、さまざまなバリエーションが可能です。
なお、ライティング対策については、エッセー・ライティング・コースをご検討ください。