エッセー・ライティング・コース受講生のご感想

このページでは、エッセー・ライティング・コースを実際に受講された方から寄せられたご感想をご紹介します。

なお、一般レッスンに関する生徒さんのご感想は、別ページに掲載しています。

H. N.さん

私はTOEFLライティング対策のためにエッセー・ライティング・コースを受講しました。実際に受講してみて講義の内容や学習環境を含め、非常に目新しいものが多く、また同時に充実した2ヶ月間でした。以下に、私のエッセー・ライティング・コースの体験談で、非常に印象的だった点、受講中に考え方が変わっていった点を述べます。

  1. 講義が英語で行われたこと
  2. 講義はすべて英語で進められました。したがって、講義中は担当講師の英語を聞き取ること(Listening)、英文の講義資料を読むこと(Reading)、内容について口頭で質問すること(Speaking)を同時に進める技術が必要とされ、これはTOEFL iBTが求める「英語を英語で入力し英語で出力する」という作業に大いに貢献すると思われました。肝心の書くほう(Writing)ですが、日本語の文脈で考えたこと、すなわち和文英訳のような手続きを行った部分がことごとく添削の対象になっていたことが印象的でした。それは、文脈の中の副詞や前置詞一つにとっても日本語の感覚が無意識的に反映されていることを知るきっかけになり、さらにそれが英文ライティングのプロセスとして間違っていることも知りました。このようなことを学ぶとは受講当初は考えてもみなかったことでした。

  3. インターネットの技術を駆使したサポートが受けられたこと
  4. インターネットを利用した講義は内容的に非常に充実したものでした。私個人としては、本格的なe-ラーニングの講義だったのですが、インターネットによる学習環境の変化にも驚くことがたくさんあり、それらはほぼすべて技術的にも満足いくようなものでした。今回主に使用したSkype, Zoho, Open Officeといったインターネットのサービスは教育のインフラとして機能してきていることを講義を通して徐々に実感していきました。また、リンガエスプレッソから提供される様々なサポート(講義資料の前日配付、講義の録音、課題の添削、受講者専用の学習ページ)によって、より多くの学習機会に恵まれました。

  5. エッセーのフォーマットを体系的に学ぶことができたこと
  6. 講義の途中、英文のエッセー・ライティングと日本の文章教育とはかなり違うことに気がつきました。なにより、英文のエッセー・ライティングを学ぶとは文章のフォーマットを体系的に学ぶことで、文章の内容について学ぶことではないのだということがわかってきたのです。これまで私は一般的な日本の教育機関で学んできた訳ですが、日本のエッセーの評価は内容偏重で、ともすれば意見を述べることより書かれている内容が好ましいか、好ましくないかで判断されがちでした。しかし、英文のエッセーライティングの評価はフォーマット重視、すなわちいかに、明確に、整然と順序だてて、意見を論証していくか、それらを体系的に評価するもので講師によるエッセーの評価や講義の進め方もそれに添うものでした。

結果的に思っていた以上の収穫があり、その収穫は受講当初はまったく考慮に入れていなかったものです。つまり、上記にあげた内容は受講後でなければ決して書くことのできなかったものです。受講当初は漠然と「英語を書く」というイメージで開始しましたが、受講後には「エッセー・ライティング」という一つの体系的な体験に昇華していきました。これらの体験が今後生かされていくかは、私の努力次第ですが、この体験が英語学習の重要な転換点であることは間違いないと思います。

A. N.さん

私の受講目的は投稿論文作成のための勉強だったのですが、TOEFLを受ける予定のない私でも大変勉強になりました。

この講義では、授業では文章の書き方(複数の文章の組み立て方)を、系統立てて教わることができました。特に、具体的な接続詞や、言い回しなど、すぐに使える表現を教わることができたことが助かりました。また、先生の説明がとてもわかりやすく、今までなんとなく覚えていた接続詞の使い方やコンマ・カンマの使い方などが、とてもクリアになりました。

毎回授業の中でだされるレポート課題では、とても丁寧なコメントをいただき大変勉強になりました。英作文の文法の指摘だけでなく、文章と文章のつながり、話の展開の流れまで指摘していただきました。また、次回にその文章の再修正をして提出し理解を深めることができました。この授業では、授業時間内にインプットを行いアウトプットの作業は授業時間外で行うため時間的にきつかったのですが、苦労した以上に充実した内容だったと思います。

最後に、この講義は英語で行われるため、私はヒアリングが苦手で心配でしたが、メールで授業時間外に問い合わせることが可能であり、授業を録音したものがいただけるので、なんとかついていくことができたと思います。

講義を2ヶ月受けてレポートを書くための枠組みを教わることができました。 もらった資料などを基に、もう一度復習したいと思っています。

K. T.さん

外資系の会社に勤めているため社内でのコミュニケーションの多くは英語を使い、しかもその多くは電話もしくはメールを介してのものです。私の社内での英語力は平均、いや確実にそれ以下だと思われるので日々コミュニケーションをより円滑にしたいと"もんもん"と考えていました。

Netでリンガ・エスプレッソの名前を見つけライティングコースの概要に目を通すと"英作文(エッセイ)"を添削してもらい尚且つ"スカイプ"を使用し、自作のエッセイについて90分程度Discussする、と言う内容でした。これを見つけた時は"おお、これは正に1粒で2度おいしい授業内容だ。"と直感し、私にしては珍しく即断で申し込みました。(直感と書きましたが初回分は無料で受講できたので授業内容を事前に把握することが出来た事もお伝えします。)

クラスの内容は、私でも何とか完走できるレベルの内容でした。エッセイを全員で講評する授業形態は最初こそ皆静かでしたが直ぐに活発な議論の場になり、さらにその授業の録音を後日聞き直すことが出来るサービスも含まれていて非常にコストパフォーマンスは高いと思います。このレッスン後、劇的に英語力が伸びた、と言うことは残念ながら私には起こりませんでしたが階段を1段ずつ上っている実感は確実に有ります。それは、リンガ・エスプレッソのサービス形態以上に先生のパフォーマンスの高さにあったと考えています。

実は今日現在も継続してリンガ・エスプレッソのプライベートレッスンを受講しています。これも私にしては珍しい事なのです。

E. J.さん

そもそも私はTOEFLのスコアアップ、果ては可能であれば留学を、と目論んで英語の勉強を何年かぶりに再開したのですが、ネットでたまたまリンガ・エスプレッソと出会い、リナ先生とのレッスンが日常化するようになりました。レッスンは主にリスニング、スピーキングセッションのための基礎力向上を念頭においておりますが、ライティング力アップについての目処が立っていなかったところ、この春、ちょうどリナ先生のライティングコースが始まるタイミングだったのです。ライティングについて系統立てて勉強したことのなかった私にはちょうど良いと思い、受講させていただくことにしました。

研修医時代のE.J.さん

こういったコースでは一般的に文法・語法的な誤りを正してもらい、自分の文章をより英語のエッセーとして自然なものにするヒントを学んでいくものだと思いますが、リナ先生のライティングレッスンで強調すべきことが二つあります。

リナ先生にはこれからまだまだお世話になることと思いますが、今回ライティングコース第1期終了のこの折りに、感謝の気持ちに替えて感想を述べさせていただきました。

エッセー・ライティング・コースはかつて単にライティング・コースと呼ばれていました。またリナさんがこのコースを第3期まで担当していました。

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